2026 大沼国定公園「本物」に出会う。教育旅行に選ばれるスタディツアーの魅力 【大沼エデュケーションプロジェクト(OEP)】

北海道・七飯町の大沼国定公園には、活火山・駒ヶ岳がつくりだした湖沼群や湿地、森林、そして人々の暮らしが今も息づいています。この豊かなフィールドを教室にして、中学生・高校生が「本物の学び」に出会う場所——それが、大沼エデュケーションプロジェクト(OEP)が力を入れている「スタディツアー」です。
今回は、OEPが今年度もっとも力を注ぐこの取り組みについて、その魅力と最新プログラム情報をたっぷりご紹介します。
スタディツアーとは何か
なぜ今、「体験する学び」が求められているのか
教科書を読むだけでは、環境問題も地域の課題も、どこか「他人事」のままです。大沼スタディツアーは、実際に湖畔を歩き、地域の方の声を聞き、自分の手で体験することで、「自然と人がどうつながっているのか」を肌で感じてもらうことを目的としたプログラムです。
湖の水質や外来種の問題、観光と暮らしのバランスなど、大沼が抱えるリアルな地域課題を教材に、時にはウォークラリー形式で「気づき」を集め、ワークショップで自分たちなりの解決アイデアへとつなげていきます。単なる観光ではなく、SDGsの視点を持ちながら「自分ごと」として社会と向き合う力を育む、それが大沼国定公園サステナブルスタディツアーです。
対象は中学生・高校生。学校旅行・教育旅行に最適な理由
このプログラムの対象は、中学生・高校生です。修学旅行や校外学習、探究学習の一環として、10名様から200名様まで幅広い人数に対応可能。所要時間は3時間程度になります。大沼公園駅隣接の大沼国際交流プラザ前に集合・解散できるアクセスの良さも、教育旅行の行程に組み込みやすい理由のひとつです。
スタディツアー最大の特徴は「インタープリター同行」
インタープリターとは?
大沼国定公園サステナブルスタディツアーの一番の特徴、それはインタープリターが同行することです。
「インタープリター」と聞くと、「通訳の人?」と思う人もいるかもしれません。実はその通り、インタープリターは「通訳」の役割を持つ人です。ただし、外国語を訳すのではなく、自然や地域の「言葉にならないメッセージ」を、わかりやすい言葉に「通訳」して伝えてくれる案内人のことを言います。
たとえば、湖に浮かぶ水草ひとつを見ても、ただ「植物がある」で終わらせず、「この水草が増えすぎると、なぜ生き物たちが困るのか」「私たちの暮らしとどうつながっているのか」を、その場で丁寧に解説してくれます。まるで自然や地域が話しかけてくる声を、私たちに「翻訳」してくれる存在。それがインタープリターです。
インタープリターがいることで、旅がどう変わるのか
ガイドなしで歩けば、大沼の景色はただの「きれいな風景」で終わってしまうかもしれません。しかしインタープリターが同行することで、ひとつの景色から地域の歴史、課題、そして未来へのヒントまで、何倍も深く読み解くことができます。
生徒たちからの素朴な質問にもその場で丁寧に応えてもらえるため、「なぜ?」「どうして?」という好奇心が途切れることなく、学びがどんどん広がっていく——それが、インタープリター同行ならではの大きな価値です。
【2026年度】いよいよ始動!3つの新プログラム
今年度の大沼国定公園サステナブルスタディツアーは、現在3つのプログラムが企画されており、順次公開予定です。それぞれ切り口の異なるテーマで、大沼の魅力と地域課題を多角的に学べる内容になっています。
(a) 老舗毛皮職人から学ぶ「命」のスタディツアー(通年)
大沼で長年、毛皮づくりに携わってきた老舗職人から直接学ぶ、命の重みと向き合うプログラムです。有害駆除された野生動物と人間の関わり方を見つめ直しながら、実際に皮クラフト体験にも挑戦。「命をいただく」ということの意味を、頭ではなく心で理解する時間になります。
※このツアーの詳細は→コチラ
(b) 大沼公園アドベンチャークッキング「流山ピッツァ編」(通年)
大沼公園の自然の中で行う、アドベンチャー感満点のクッキングプログラム。まずは大沼湖畔に点在する地質学的にも有名な「流山」を舞台に、スタンプラリー形式のゲームでピッツァ作りに必要な道具や食材を探しに出発。楽しみながら大沼ならではの地形の成り立ちにも触れたあとは、集めた地元食材を使ってみんなで力を合わせて段ボールピッツァ作りに挑戦します。「食べること」を通じて、地域の農業や食文化、そして大地とのつながりを楽しく学べる、五感で味わうスタディツアーです。
※このツアーの詳細は→コチラ
(c) 結氷の伝統文化と科学を学ぶプログラム(冬季限定)
冬の大沼を彩る「結氷」をテーマに、地域に伝わる伝統文化と、氷が張るメカニズムという科学の視点の両方から学ぶプログラムです。文化と理科、ふたつの角度から大沼の自然を見つめることで、これまでにない気づきが生まれます。
※このツアーの詳細は→コチラ
【各プログラムのお問合せ先】
ユーカラグループ株式会社 Nabeya
TEL:0138(67)2311
〒041-1354 北海道亀田郡七飯町大沼町206-1
E-mail:contact@yukara.jp
公式サイト:https://yukara.jp
